日系企業の駐在員として米国子会社に勤務して5年半、現地社員も下に付ける管理職となって3年になり、所属企業のグローバル人材育成研修の一環で初めてコーチングを受けることになりました。私の上司(米国人)との3者面談が必要だったことと、ニュアンスまで含めて正確にコミュニケーションするため母国語で話せるコーチが良いということで、日本語・英語の両方で対応可能なMasaeさんにコーチングしていただくことになりました。
5ヶ月間のコーチングでは、360度評価で指摘された自身の弱点の改善、キャリアプラン、ベテラン年上部下へのネガティブフィードバックの与え方、燃え尽き症候群になってしまった同僚への接し方に悩む部下へのアドバイスなど、様々な話題について話をしました。コーチングセッションでは毎回冒頭で目標(その日のコーチングを終えた時点でどうなっていたいか)を定めることで、頭が整理されていない状態からであっても雑談で終わることなく、目標に向かって進むことができました。また、最後にアクションプランを立てることで、「気持ちがすっきりしただけ」ではなく、実際の行動に繋げることができました。Masaeさんからの問いかけにより、違った視点への気付き、無意識ながら自分の中にあった答えの自覚を得ることができました。
日米の環境をご存知のMasaeさんにコーチングいただいたことで自分の視野は広がり、グローバルリーダーに近づいたと思います。今後はMasaeさんのコーチングを思い出しながら、自己コーチングで自らの問題解決の一助にしつつ、部下との1 on 1にも応用したいと考えています。
(医療機器メーカー 品質保証管理職)